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リクガメ購入前に知っておきたいこと

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リクガメ

リクガメと聞くとみなさんはどのような亀を想像するでしょうか。日本に生息するカメの多くはミズガメと呼ばれるカメの仲間でその名の通り水辺を好んで生活しています。

リクガメはその様なイメージから考えてもわかる様に陸地で生息しているカメであり、その様な生態から日本の自然環境下での野生種は存在しません。


よって我々が子供の頃から慣れ親しんできたカメとは特徴も生活環境も違う為にその飼育方法も必然的に変わってきます。

カメといえば甲羅を背負ったスタイルを思い浮かべる方が大半だと思いますがその中でも他のカメ達よりも大きく盛り上がった甲羅とウロコで覆われた手足が特徴的なカメがリクガメです。

これはリクガメが地上で生きるために、もしくは生き延びて来た結果備わった機能でスピードよりも防御を発達させたことを物語っています。

その考え方は外見だけではなく、体の機能にも言えることでリクガメは1ヶ月何も食べなくても生きていられる燃費の良い体と、草食や雑食という食性はほかの動物と戦う危険性を少なくしています。

獲物を狩るような狩猟スタイルの生き方も多くある中、リクガメは戦わずに生きる策を身につけた守りの生き方を備え持った生き物と言えるでしょう。

ペットショップなどで販売されているリクガメのベビーサイズ個体の可愛らしさやリクガメ特有のエキゾチックな雰囲気に魅せられて安易に飼育を始めてしまう飼育者が多いようですがリクガメの飼育はまったくリクガメのことを知らない人が安易に始められるほど容易なものではありません。

リクガメという生き物を全く知らないまま、ただ興味本位だけで購入したり、もしくは無理な飼育をしても飼育されるリクガメはもちろんのこと、飼育者も幸せにはなれません。

購入前にリクガメについての知識を深め正しい飼育ができるようにしておきましょう。

リクガメ科のすべての種は名前の通り陸棲で一部のリクガメは非常に乾燥した地域にも分布、生息しています。このような種が存在するのはリクガメ科だけで他の科に属する陸棲種のカメは湿った環境を好みそのような場所で生活しています。

リクガメは柱状のしっかりした足をもち、甲羅を持ち上げて歩きます。そのような体の特徴から水かきはなく、泳ぐことは得意とは言えません。

餌に対しては基本的に草食ですがほかの動物の死骸や昆虫などの動物質を食べる雑食種もいます。

リクガメは外気温動物

リクガメは自分で体温維持をすることが出来ず、周囲の温度によって体温が変動する外気温動物もしくは外温性の動物と呼ばれています。

これは爬虫類などによくみられる性質で俗にいう日光浴や甲羅干しなどが必要となり太陽の光を浴びることにより体温を上昇させて活動しています。

この体温調整において温度が高ければ高いほど良いというものでもなく、日中の気温が非常に高くなる地域に生息している種は地面に穴を掘り、その穴に隠れるなどして暑さをしのぎます。

逆に温帯地域に生息するリクガメなどは寒い時期になり活動には適さない気温となると冬眠に入ることもあります。この様な性質からわかることがリクガメ飼育においては温度管理がリクガメの体調管理には欠かせないということでしょう。

また、リクガメの仲間には比較的薄暗い環境を好む種類のものもいますが基本的には昼行性で太陽光線を必要としています。これは先に述べた体温調節にも利用されますが体内のカルシウム代謝のためにも必要となってくるのです。

リクガメは植物質の餌を多く取り、そこからカルシウム代謝を行う為に紫外線を浴びなければならないのです。この傾向は草食性の強い種ほど紫外線の要求量が多いと覚えておくとリクガメ飼育の参考になるかもしれません。

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