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ハコガメの飼い方

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カメハコガメの仲間には浅瀬の水辺を好む種類と森林などに好んで棲息する種類がいますがまずは水辺を好むハコガメの仲間の飼い方から見ていきましょう。

ハコガメとは

ヌマガメ科のなかでも水辺と陸地で生活する半陸棲種と呼ばれる浅瀬に棲息するハコガメの仲間やヤマガメの仲間は水辺は好きだが泳ぎが得意では無いカメ達です。


水辺を好むハコガメの仲間にはミスジハコガメやマレーハコガメ、オオヤマガメなどがおりハコガメの仲間は総じて頭が良く人に慣れるので人気の高いカメと言えるでしょう。

浅瀬に棲息するハコガメの飼い方

半陸棲種で水辺を好むカメなのでカメの甲羅が沈まないほどの浅い水場と陸場を1対1くらいで作るようにしましょう。

この種の飼育においては水場が非常に浅いために水中ヒーターを利用すると水が干上がってしまった際に問題となってしまいますので防水型パネルヒーターで水をあたためるようにします。

温度は25℃程度が適温で室内飼育の場合には日光浴不足になりやすいため、フルスペック蛍光灯で紫外線を得る手助けをしたり、スポットライトで体温調節の手助けになるようにしましょう。

ただ本物の太陽での日光浴に勝るものはありませんので最低でも月に2回〜3回は日光浴をさせるようにしましょう。

エサはハコガメ用の配合飼料が市販されていますのでそれらを利用し、他にはミミズや小魚などの生き餌も好みますのでたまにあげるようにすると良いでしょう。

浅瀬に棲息するハコガメの仲間

ミスジハコガメ

中国南部やベトナムに棲息しており、甲長約20cm程度で雑食性です。飼育環境下では25℃〜30℃を保てるようにしましょう。

甲羅に3本の筋(キール)があるのでミスジと呼ばれていますが最近では入手しづらくなったハコガメでもあります。

マレーハコガメ

名前の通りマレー半島やインドネシアなどに棲息しており、ミスジハコガメ同様雑食性です。

ハコガメの仲間の中では飼育難易度が低く、入手もしやすい為初心者向きですが低温に弱い面には注意が必要です。

オオヤマガメ

マレー半島などに棲息しているカメで他のハコガメに比べて多少大きくなるのが特徴で甲長は40cm程度になります。

小さなうちは顔や手足に赤い模様があるものもいますが大きくなるに連れてその模様は消えてしまいます。また幼体の頃は赤茶色の背甲も大人になると黒くなります。

この種も温度管理がポイントで低温には弱い面がありますので注意しましょう。

森林に棲息するハコガメの飼い方

浅瀬に棲息するハコガメの仲間よりも水への依存度が低くなったのが森林に棲息するハコガメの仲間です。

水辺の近くの陸地で生活したり、乾季だけは水辺に集まり、その他の季節は森林で生活したりと種によって多少の差はありますが他のヌマガメと違って完全な陸棲種となったのがこのグループのハコガメです。

森林に棲息するハコガメの仲間にはポピュラーなセマルハコガメをはじめ、モエギハコガメやニシキハコガメ、モリイシガメなどが知られています。

このグループのハコガメやヤマガメは森林に住むカメなので陸場を主体に水場がその一部にあるという感じの水飲み場風にレイアウトしましょう。

自然環境下では植物やミミズ、昆虫を好んで食べているのでエサを与える時にはハコガメ用の配合飼料をメインに時々ミミズなどの生き餌もあげると良いでしょう。

この種のカメは低温に弱い面があるので冬期には注意が必要です。ヒーターを利用してケージ全体を暖めるようにしましょう。

森林に棲息するハコガメの仲間

モエギハコガメ

中国南部からベトナムに棲息しており、甲長は20cm程度まで成長します。雑食性で25℃〜27℃程度を好みます。

モエギ色の体色が和名の由来で背甲がドーム状に盛り上がっており、模様は個体により様々です。神経質で食も細く高温、低温ともに弱い面があります。

ヒラセガメ

インドからインドシナ半島、中国南部と広範囲に棲息しており、甲長15cm程度に成長します。

頭が大きく背甲には3本の筋がありますが大人になると目立たなくなります。中央部が平らな事から平背ガメと呼ばれるようになりました。

エサは植物主体の雑食性ですがコオロギなども好んで食べますのでたまに与えると良いでしょう。

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