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ミドリガメの飼い方

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カメカメ飼育の入門種としてペットショップなどでもよく見かけるのがミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)ではないでしょうか。

このミドリガメを例にとり初心者向き水棲種の飼い方をご紹介いたします。


ミドリガメはミズガメの仲間ですので飼育容器は水が張れるものでなくてはなりません。その大きさも広ければ広いほど運動ができてカメには良いのですが置く場所に合わせて用意しましょう。

屋内でミドリガメを飼う場合にはガラス製かアクリル製の水槽が一般的ですがコンテナボックスなどを利用することも出来ます。

ベランダなどの屋外で飼育する場合には室内に比べて温度変化が大きい為、水量をしっかり確保できる飼育容器を用意しましょう。

水量が少ないと水温の変化が激しくなるうえに夏場などでは蒸発により極端に水が減ってしまうこともありますので注意が必要です。

陸場を作る

カメにとって水から上がって体を乾かす甲羅干しは最も大切なことの一つです。

水槽などでカメを飼育する際に忘れがちになってしまいますが必ずカメが陸に上がって日光浴ができる陸場を設けてあげましょう。

日光浴が足りないと皮膚が白っぽくなってしまったり、様々な病気を発症する引き金になってしまいますので気をつけたいところです。

陸場の広さにあまりこだわる必要はありませんが少なくともミドリガメの体が全体が水から上がり甲羅干しが出来る広さが必要です。

陸場はレンガや砂、石、流木など素材は色々と選べますのでお好みの素材でレイアウトすると良いでしょう。その際の注意点としてカメが登りやすい高さと素材選びが大切でツルツルしているようなものはカメに負担をかけますので避けたいものです。

ミドリガメの隠れ家

一般的にカメは臆病な性格ですのでシェルターなどの隠れ家を用意してあげると落ち着くのですがミドリガメはカメの中でも物怖じしない性質の為隠れ家をあえて用意しなくても大丈夫でしょう。

ミドリガメの温度管理

カメは温度変化に影響を受ける変温動物ですので健康的にカメを飼育する上で温度管理は欠かせないものとなります。

毎日とは言わないまでも気温の変化の激しい季節には特に温度チェックを頻繁に行い、温度管理に気を配りましょう。

飼育容器内の温度管理には水場と陸場に二つの水温計をセットするか1つの温度計で2箇所の温度が計れるデジタル温度計が販売されていますのでそれらを利用するのも良いでしょう。

ミドリガメのろ過フィルター

水槽の水はカメの排泄物やエサの食べ残しですぐに汚れてしまうものです。見た目の水を綺麗に保つためにはろ過フィルターを利用するのも良いでしょう。

ろ過フィルターは熱帯魚や金魚用として価格や種類も様々なものが販売されていますがカメ用には手頃な投げ込み式フィルターで十分です。

ただし、カメは熱帯魚や金魚に比べて非常に水を汚しますので見た目には透明な水でもあまり綺麗な水とは言い難いですので水換えの回数は多ければ多いほど良いでしょう。

そのようなことから熱帯魚用の高価な外部式フィルターなどは生物ろ過に頼れないのでカメ飼育には不必要なフィルターと言えます。

ミドリガメの選び方

ミドリガメの飼育を成功させられるかどうかは購入したカメの健康状態に大きく左右されるのでもあります。その為には健康的なミドリガメを選ぶ事が絶対条件となりますので健康的なミドリガメを選ぶ為のポイントも見ていきましょう。

まずはじっくり観察

ミドリガメを選ぶ時に一番大切なことはカメの動きが活発かどうかです。手に持った時に手足を元気よく動かしたり、床に置いた時にカメにしては動きの素早い個体が理想的です。

また健康的なミドリガメは小さな幼体ではわかりにくいかもしれませんが持った時に意外と重く感じるものです。健康的なミドリガメを選ぶポイントとして何匹かの個体をもたせてもらい動きや重さを比べてみましょう。

次にミドリガメが餌をしっかり食べているかも大切なポイントです。餌を食べている時間に行ってよく観察してみましょう。

最後にカメの外見もしっかりチェックしましょう。カメの動きが十分であればその他の注意点は外見からだいたい判断できるものです。

カメ選びのコツはカメの事をよく勉強して十分に観察することです。各パーツごとに確認ポイントを見ていきましょう。

甲羅

できるだけ固くて傷などが無いこと。たいていの子ガメは柔らかいので何匹か比べてみて固いものを選びましょう。

手足と尾

怪我やただれが無く動きが活発なミドリガメがベストです。尾は先端がちぎれたりしていないものを選ぶようにしましょう。

目はぱっちりと開いていて腫れたりしていないこと。目の周りが白くふやけた様になっている個体は要注意です。

鼻水を垂らしていたり、鼻の穴が詰まっていないカメを選ぶようにしましょう。このように各パーツも細かく確認してできるだけ健康な個体を選ぶようにしましょう。

ミドリガメが好むエサと与え方

ミドリガメは野生では小魚やエビ、ミミズなどの動物質と水草や水辺の雑草などの植物質を食べる雑食性のカメです。よって飼育する場合にも栄養バランスの良いエサを与えるように心がけましょう。

手軽でバランスのとれたエサとして市販されている配合飼料があります。これは様々な材料を混ぜ合わせて作られたもので種類も豊富です。

普通に飼育するのであれば配合飼料を主食とします。ほかにはカメが喜んで食べる生き餌をそのまま乾燥して市販されている加工飼料や肉、魚などの生き餌や野菜などを時々与えると良いでしょう。

また幼体の頃は全体的に肉食傾向が強く、成長するに従い植物質のエサも取るようになるので成長度合いに合わせて少しずつメニューを変えるようにしましょう。

生まれてから1年未満の子ガメには1日1〜2回、できるだけ決まった時間にエサを与えるようにしましょう。

1年以上過ぎたカメに対しては2日に1回程度のエサで問題ありません。エサの量はカメの頭の大きさくらいが適量と言われています。

ミドリガメのエサの種類

配合飼料

カメの種類や成長段階に合わせたエサが販売されていますが配合飼料はメーカーによってそれぞれのカメに好みがあるのでいろいろと試してみてよく食べるものを探してあげましょう。

加工飼料

乾燥エビや乾燥イトミミズなど嗜好性は高いのですがこのエサだけを与えるのは栄養バランスが偏るので良くありません。よって配合飼料と組み合わせて与えるようにしましょう。

生き餌

金魚やメダカなどの淡水魚やミミズ、イトミミズなどを与えます。生き餌はカメの大好物なので食欲が無い時にもよく食べます。

野菜や果物

ニンジン、小松菜、バナナ、ミカンなどを食べやすい大きさにカットして与えます。

水換えと掃除

ミドリガメは非常に大食漢ですのですぐに水槽内の水は汚れてしまいます。水を汚れたままにしておくと悪い菌が繁殖し、カメの病気の原因にもなりかねませんので排泄物やエサの食べ残しがあった際にはネットなどですぐに取り除くようにしましょう。

また水が濁ったり、臭くなる前に水換えを行うようにしましょう。

水換えは週に1回〜2回を目安に行い、夏場などの気温が高い時期には水がさらに汚れやすくなりますので回数を増やすなどして常に綺麗な水を保てるようにしましょう。

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