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ケージを置く環境と日常管理

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カメ室内でカメを飼育する場合にはケージをどこに置くかもしっかり検討しなければなりません。部屋の作りやスペースなどからある程度ケージの置き場所は限定されてしまうものですがその中でも次のような事に気をつけ置き場所を決めていきましょう。

人の出入りの激しい所はカメが落ち着けないためストレスが溜まりやすくなってしまいますので避けるようにしましょう。


また人が通る度にケージが振動したり、人の影が横切ったりすると臆病なカメは隠れ家から出てこなくなったりすることもありますので少なくとも騒がしくない場所にケージを設置してカメを落ち着かせるようにしましょう。

なお、夜になっても明るいままだとカメが安心して寝られないので夜には暗くなる場所を選びましょう。またガラス越しでも太陽光が当たることはカメにとって非常に好ましい事ですので出来れば日当たりの良い場所に置きましょう。

ただし、夏場など陽射しが強い時期はケージ内の温度が上がり過ぎてしまう恐れがありますので注意しましょう。また通気性が悪いとケージ内が蒸れてしまいますので風通しの良さも気にかけるようにしましょう。

全く陽が当たらない場所にケージを置く場合には必ず紫外線を含むライトを設置するようにしてください。カメは変温動物ですので日光浴によって体温維持と体調管理を行っていますので全く陽が当たらない状態が続く事は好ましくありません。

メンテナンスのし易さも大切

ここまではカメの好む環境を維持する為の要素でしたがその環境を維持するためにはメンテナンスのし易さも大切な検討材料となります。

いかに好条件の場所にケージを設置してもメンテナンスのしにくさからメンテナンスを怠ると飼育環境は悪化してしまうものですのでメンテナンスのし易さを考えた場所を選びましょう。

特にミドリガメやゼニガメなどのミズガメはケージ内の水を取り替えるのが大変だと水換えの頻度が必然的に下がってしまいます。よって水を捨てる場所や新しい水を入れる水道が近くにあると便利です。

因みに衛生上の問題からキッチンのシンクや洗面所には絶対に汚れた水を捨てないようにしましょう。

カメの日常管理

カメは犬や猫と違い自分で体温管理ができない変温動物です。そのため自然界においては寒い時は太陽光で体温を上げ、暑い時は木陰や水に入るなどして体温を維持しています。

そのような事からカメの種類ごとの棲息環境によって活動に適した温度は異なります。当然、亜熱帯や熱帯に棲息している種類は温帯の日本よりは高い温度を必要とします。

因みに幼体の場合は体調を崩しやすいので温帯産であってもやや高めの温度で飼育した方が安全です。

カメの種類ごとに適した温度目安としては日本及び北米やヨーロッパ原産のカメは水温で20℃以上、陸地の温度で23℃〜26℃、亜熱帯原産のカメは水温でやはり20℃以上、陸地の温度で25℃程度が適正温度となり熱帯原産のカメにおいては水中で22℃〜24℃、陸地で24℃〜28℃となっています。

気をつけたいのが春先や秋口の急激な温度変化です。たとえ室内であっても保温せずに飼育していると急な寒さでケージ内の温度(水温)が予想以上に下がってしまうことがあります。

そのような事態を避ける為にも秋口から春先の間はケージを保温するようにしましょう。

リクガメに必要な温浴と水分補給

リクガメは基本的にはエサから水分補給をしますがそれだけでは足りない場合もあります。

ケージ内に水飲み用の容器を設置しても良いのですがひっくり返してしまったり、床材が混入して不衛生になったりする恐れがあります。

そこでお勧めしたいのが温浴です。温浴とはぬるま湯にカメを入れる事でカメに水分補給をさせるほか、体の代謝を促す効果もあります。体の代謝が上がる事で温浴中に排便や排尿を行う場合もあります。

リクガメの温浴の仕方

リクガメの温浴には手を入れて温かいと感じる位の温度のぬるま湯を容器に入れ、その中にカメを入れます。

ぬるま湯の水位はカメがカメが溺れてしまわないように頭を伸ばせば呼吸できる位の深さにしましょう。

温浴の時間はお湯が冷める前くらいまでとしてもし途中で排便や排尿をした場合にはそこでやめても構いません。

お湯から出した後はしっかりと水分を拭き取りケージに戻します。頻度は2日に1回程度で幼体の時期は毎日でも良いでしょう。

リクガメの毎日の世話

リクガメは朝に紫外線ライトとホットスポットのスイッチを入れ、水入れがあるのなら新しい水に交換しましょう。また排尿や排便で床材が汚れていたら汚れた部分の床材を捨てて新しいものを補充します。

その後、ケージ内が温まってきたらエサを容器に入れて与えます。慣れた健康なカメでしたらエサを見かけたらすぐに寄ってくるはずですのでその時にカメの健康状態もチェックしましょう。

エサの食べ方にもそれぞれ個体差がありますので食べるのをやめてしまってもすぐにエサ容器を片付けずにそのままにしておきましょう。

食事の後に必要なら温浴を行います。温浴が済めばその後は夜まで特にする事はありません。

そして夜になったら紫外線ライトとホットスポットをオフにして保温ヒーターを入れます。これがリクガメの基本的な1日の世話になります。

ミズガメの毎日の世話

ミズガメも基本的な世話はリクガメと対して変わりありません。朝、紫外線ライトとホットスポットのスイッチを入れその後エサを与えます。

食事の後に水が汚れていたら水換えを行いますが水換えは大変な作業ですので小さなプラケースならともかく水槽の場合は1/3ぐらいの水換えでもいいでしょう。

そして休日などの時間がある時に全ての水換えを行うようにしましょう。

ミズガメでもリクガメでもほとんどのカメに対して日光浴が必要であることは簡単に触れましたがカメを飼育するうえで非常に大切なことですのでその点について紫外線照射と日光浴の重要性にて少々掘り下げて見ていきましょう。

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