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カメの体の仕組みと寿命

   

カメの体の仕組みと寿命

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体の特徴

カメの体カメの体の特徴といえばなんと言っても堅い甲羅に覆われた独特なスタイルでしょう。長い年月を経て様々な生物が進化を遂げていく中、約2億年前からその特徴的な姿をほとんど変えることなく今に生き続けているのがカメなのです。

多くの生物は環境に適応するために姿を変えてきましたがその姿をほとんど変えることなく今に至っているカメは大昔から環境に一番適した姿を手に入れていたのかもしれません。


おっとりとした雰囲気からもしかしたら意外と思う方もいるかもしれませんがカメはヘビやトカゲと同じ爬虫類に属しています。よって気温の影響を受け体温が変化する変温動物でもありさらには体の表面がうろこで覆われています。

そのためうろこにより水分の蒸発を防げるので砂漠や草原地帯から森林地帯までと様々な環境で生活することができるのです。水中で生活するカメの仲間にはうろこが退化してしまったものもいますが乾燥地帯で棲息しているカメほど非常にわかりやすいうろこを持っています。

体の仕組み

甲羅

甲羅は背中側と腹側で分かれていて、それぞれ背甲と腹甲と呼ばれています。甲羅は主に骨甲板と外側にある角質甲板と呼ばれる板状のうろこから形成されています。ただしスッポンなど水中で生活する一部のカメには角質甲板は見られません。

またカメの中には甲羅の一部が蝶番になっていて甲羅を折り曲げることのできる種類もいます。セオレガメの仲間は背甲に蝶番があり、セマルハコガメなどハコガメの仲間は腹甲に蝶番があり甲羅を曲げることが可能です。

甲羅を曲げて体全体を完全に甲羅の中に収納することで外敵や乾燥から身を守ったり、より大きな卵を産むことができると考えられています。

長く伸びたり引っ込めたりする首はカメの特徴の一つです。カメの首はその納め方で2つの種類に分けられ横に曲げたり折りたたんだりして甲羅に収める種類のカメを曲頸種といい、もう一つは首を真っすぐ縦に収める種類を潜頸種と呼びます。

水生のカメの仲間には獲物を丸飲みするために首と頭が大きく進化し過ぎて甲羅に収まらないワニガメやオオアタマガメなどの種類もいます。

くちばし

甲羅や首が特徴的なカメはあまり口元を意識されることが少なくカメの口がどのようになっているのかは意外と知られていないものですが実はカメには歯が無くくちばしが存在するのです。

くちばしは皮膚が変化したもので歯の無いカメが歯の代わりに食物を噛み切る際に使用します。カメのくちばしの形状は主食とする食物の種類によって異なり植物を主として食すリクガメ類は植物をすり潰せるように分厚いくちばしになっていますが肉類を好むワニガメなどは薄く鋭いくちばしになっています。

手脚

カメの体いかにも重そうな体を支える脚は太くしっかりしており表面はうろこに覆われています。基本的に前脚は5本の指、後ろ脚は4本の指で構成されておりどのような生活環境に棲息するかによって形状は異なります。

陸上と水中の両方を住処とする半陸棲種は指の間に小さな水かきがついており、陸上のみで生活するカメの種類は分厚い皮膚と短い指先を備えています。

カメの尾はメスよりオスのほうが長く太くなります。尾の付け根部分に総排泄孔と呼ばれる部分があり、そこから糞を排泄します。ミズガメ類は主に水中で排泄することが多いので飼育環境下では水が汚れやすくなりますのでこまめに交換するようにしましょう。

カメの寿命

カメの体の作りや行動スタイルが関係しているのかどうかは定かではありませんがカメはあらゆる生物の中でもトップクラスの寿命を誇っていることはよく知られているところです。

過酷な自然環境下ですら100年以上生きた例もあり飼育環境下では30年以上生きることも珍しくはありません。

カメの体テレビなどで時どき取り上げられるゾウガメなどになるとその大きさや風貌からいかにも長生きしているように見えますが日本でもよく見かけるミドリガメですら20年や30年は生きるものなのです。

流石に日本にはゾウガメは棲息しておりませんが自然環境下において日本にも数種類のカメが棲息していますのでそんな日本のカメについて日本に棲息するカメの仲間で見ていきましょう。

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